内容説明
自分の心への裏切りがどんなに辛いものか。教育の現場から、演習場のど真ん中から、歌づくりに勤しむ場から、教員が、マイノリティが、戦没者遺族が、障がい者があげつづけている「否」の声が綴られている。
目次
心は裏切れない（思考停止；１３対１２；心を奪うカード ほか）
想像力の射程を伸ばして（人権を獲得する人びと 出逅いを求めて；アイヌの人びと 少数民族の尊厳と自由；この国は、いつまで「在日」の障害者を年金から排除するのか ほか）
静謐の中での抗い（「違和」のもつ魅力、「共生」をも示唆―歌集『鎮魂』に思う；「戦場」から憲法九条を訴える）
著者等紹介
田中伸尚［タナカノブマサ］
１９４１年生まれ。ノンフィクションライター。朝日新聞社記者を経て、１９７７年よりフリー。２００２年に『憲法を獲得する人びと』（岩波書店）で第８回平和・協同ジャーナリスト賞を受賞している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 人間性の解体 （第２版）
