柏艪舎ネプチューン(ノンフィクション)シリーズ
火群のゆくへ―元楯の会会員たちの心の軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434070662
  • NDC分類 361.65
  • Cコード C0095

内容説明

三島由紀夫氏が没して35年が経過した。これまで、三島由紀夫氏を、そしてその文学を語る場合、楯の会の存在は“喉に刺さった魚の小骨”のような扱いを受けてきた。本書は、その元楯の会会員たちの35年に光を当て、彼らの心の軌跡を描き出そうとする。彼らは何を想って国のために一身を投げ出そうとしたのか?その念に後悔はないのか?三島由紀夫氏に、そして森田必勝氏に愧じるところはないのか?35年という長い年月を経て、今、彼らは重い口をひらいてくれた―。

目次

第1章 曙(熱い時代―一期生の誕生;「楯の会」の発足―二期生;「楯の会」の活動―三期生;「楯の会」の発展―四期生;「楯の会」百人の兵隊―五期生;「楯の会」のこと(三島由紀夫))
第2章 予兆
第3章 昭和四十五年十一月二十五日
第4章 その時、そしてそれから

著者等紹介

鈴木亜繪美[スズキアエミ]
1959年東京生まれ。白百合女子大学仏文科卒。TBSテレビ『金曜ドラマ』デスクを経て、テレビ、ラジオ、ビデオ、舞台等のシナリオを執筆。静岡県磐田市“鈴木久尋演劇事務所ステージ97”では脚本、演出。色彩学会会員。色彩プロデューサーとしても活動

田村司[タムラツカサ]
1950年9月、長崎県佐世保生まれ。神奈川大学入学後、当時の国家状況に危機感を抱き、民族派学生団体の全国学生自治体連絡協議会(全国学協)に参加。同時に楯の会へ4期生として入会。自衛隊体験入隊で軍事訓練に励み、同会隊長三島由紀夫の薫陶を受ける。大学卒業後、角川書店勤務等を経て現在フリー。三島森田事務所会員。剣道錬士六段。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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