「ハラスメント」の解剖図鑑 - アウト or セーフの「境界線」と「根拠」がわかる

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍

「ハラスメント」の解剖図鑑 - アウト or セーフの「境界線」と「根拠」がわかる

  • 著者名:宮本剛志
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 誠文堂新光社(2024/10発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416723388

ファイル: /

内容説明

「女性ならではの視点だ」
「妊娠中だから無理しないで」
「ウェブ会議は画面オンにして」……
それ今、不適切です!

2022年4月に中小企業でもパワハラ防止対策を実施することが義務付けられました(大企業は2020年から)。
職場でも、ハラスメントはパワハラだけでなく、マタハラ、セクハラ、モラハラ、アルコールハラスメントなど、多岐に渡ることが周知されてきています。
それにも関わらず、労働局などに寄せられる労働相談のトップはいまだに「いじめ、嫌がらせ」で、大企業では法律施行後も年間1万8千件以上のパワハラ相談が寄せられています。
研修などで社員教育を進める企業も多くありますが、担当者でさえ、「何がハラスメントにあたるのか」「どうしたら防げるのか」を理解していない場合が多いのが実情です。

本書は、企業や官公庁、学校にて年間150回程度のセミナーを行い、年間300人以上から個別の相談を受け、さまざまなハラスメントを解決に導いてきた著者が、職場で起きやすい全48種のハラスメントを解説します。

【1】ハラスメントのメカニズム(何が問題か、どんな人が被害者・加害者になりやすいか…など)
【2】対処方法(ハラスメントにならない伝え方、ハラスメントされない接し方…など)
【3】さらに、関連法律や、時事コラムも充実

ハラスメントは職場環境の重要な要素であり、職場環境は業績にも大きく作用します。
企業として、社会として、そして個人の幸せ追求のために必携の知識をこの一冊で!

目次

■第1章 知らなきゃやばい!基本のハラスメント
No.1 パワーハラスメント(1) 精神的な攻撃
No.2 パワーハラスメント(2) 人間関係からの切り離し
No.3 パワーハラスメント(3) 過大な要求
No.4 パワーハラスメント(4) 過小な要求
No.5 パワーハラスメント(5) 個の侵害
No.6 パワーハラスメント(6) 身体的な攻撃
No.7 セクシュアルハラスメント(1) 環境型(言葉)
No.8 セクシュアルハラスメント(2) 環境型(行為)
No.9 セクシュアルハラスメント(3) 対価型
No.10 モラルハラスメント
Column こんなハラスメントにもご用心! No.11マルハラスメント・No.12カラオケハラスメント

■第2章 今は当たり前!多様性時代のハラスメント
No.13 マタニティハラスメント
No.14 パタニティハラスメント
No.15 ケアハラスメント
No.16 ジェンダーハラスメント
No.17 ジェンダーフリーハラスメント
No.18 エイジハラスメント
No.19 SOGIハラスメント
No.20 レイシャルハラスメント
No.21 ボーダレスハラスメント
No.22 ソーシャルハラスメント
No.23 マリッジハラスメント
No.24 メンヘラハラスメント
Column こんなハラスメントにもご用心! No.25コロナハラスメント

■第3章 想定外では済まされない!?職場のあるあるハラスメント
No.26 不機嫌ハラスメント
No.27 エンジョイハラスメント
No.28 ノイズハラスメント
No.29 スメルハラスメント
No.30 ラブハラスメント
No.31 リストラハラスメント
No.32 逆ハラスメント
No.33 ハラスメントハラスメント
No.34 セカンドハラスメント
No.35 ロジカルハラスメント
No.36 ブラッドハラスメント
No.37 スモークハラスメント
No.38 時短ハラスメント
No.39 アルコールハラスメント
No.40 テクノロジーハラスメント
Column こんなハラスメントにもご用心! No.41就職活動終われハラスメント

■第4章 こんなシチュエーションでも!油断できないハラスメント
No.42 リモートハラスメント
No.43 カスタマーハラスメント(1) BtoB(企業対企業)型
No.44 カスタマーハラスメント(2) BtoC(企業対顧客)型
No.45 就職活動ハラスメント
No.46 アカデミックハラスメント
No.47 ワクチンハラスメント
No.48 マスクハラスメント

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

45
参考になるのと同時に、息苦しさも感じる。すごく気を遣わないといけない感じ。ロジカルハラスメントなんて普段の自分全開ですよ…。左脇さんという方に会ったので「右脇さんもいるんですかね?(本当にいらっしゃるらしい)」て聞いたり、コンビニの店員さんに「その苗字はどこの国の苗字なの?」とかたずねたりしているんですけど…ハラスメントだったんですかね…?難しいな、ハラスメント。2024/12/22

とよぽん

40
世の中、ハラスメントが充満している。人間関係、仕事関係、あらゆるところにハラスメントがあり、被害者にも加害者にもなり得る。結局は、コミュニケーションがうまくいかないことの発露 → ハラスメント につながるのかな。ハラスメントを受けた人の心の傷つきに注目するのは、人権尊重の意識が高くなったということか。ハラスメントを減らして、傷つく人が少なくなることを目指そう。2024/10/22

GAKU

23
ハラスメントというものを全く理解も認識もしていないような、初心者向けの内容かな。2024/12/09

kitten

12
図書館本。世の中にはたくさんのハラスメントがある。私でも、これ、ハラスメントになる?と不安になるし、なってるかも知れない。もう少し上の世代だともっとしんどいだろうなぁ。コロナがあって、飲み会の機会が減ってしまって、どんなふうにコミニュケーションとったらいいかわかんなくなった。ギャクハラとか、ハラハラみたいな、ハラスメント言い過ぎハラスメントもあるから、余計に難しい。心理的安全性が必要なんだけど、何言ってもハラスメントかも?って考えるのはよくない気がするな。この辺も知識のアップデート必要2024/10/16

みなのん

9
自分の行動を振り返り今後は気をつけようと思った。2024/12/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22046261
  • ご注意事項

最近チェックした商品