内容説明
平知盛と源義経は三種の神器の帰趨に係る秘密の和睦を結んだ。知盛は讃岐平野で義経と壮絶な死闘の後、義経の申出に応じて神器の帰趨に係る秘密の和睦を結んだ。知盛は安徳天皇を、妻雅子は守貞親王(後高倉院)を守護し奉り波乱万丈の生涯を送った。側室祐子が平孫狩から守り抜いた知宗は対馬宗家の祖となった。
目次
誕生、若年時代
時子の娘教育
結婚
南御方から治部卿局へ
平家衰運
都落ち
根拠地屋島
福原の合戦
知章の最後
屋島へ帰還〔ほか〕
著者等紹介
大平智也[オオヒラトモヤ]
本名、真室哲雄(まむろてつお)。1923年生まれ。香川県坂出市出身。東京帝国大学理学部物理学科卒業。理学博士。海軍技術中尉、大阪大学理学部、大阪市立大学理工学部、大阪府立放射線中央研究所(現在大阪府立大学)、(社)日本アイソトープ協会理事、甲賀研究所を経て、放射線取扱技術の教育、著作活動中。主な研究分野は放射線利用分析、環境放射能、放射性降下物、医療用具などの放射線滅菌、放射線防護、放電現象
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。