内容説明
混乱の渦にある終戦間もないイタリア。逃亡の身となったデルーカ元捜査官は、南へ向かっていた。通りがかりの田舎町で待ち受けていたのは、一家四人殺し。またしても、事件捜査に身を投じるはめになったデルーカを追いつめる、陰謀と危機!シェルバネンコ・ミステリ大賞受賞作家が贈る、イタリアン・ハードボイルド・ミステリ。
著者等紹介
ルカレッリ,カルロ[ルカレッリ,カルロ][Lucarelli,Carlo]
1960年、パルマ生まれ。現代イタリアを代表する推理小説作家の一人。喜劇作家、シナリオ・ライター、文芸評論家、犯罪報道を中心とするジャーナリストとして多才な活動を展開し、若手文筆家養成のため、教壇にも立つ。1990年に発表した「白紙委任状」がデビュー作で、デルーカ捜査官を主人公とするシリーズの三作目「オーケ通り」は96年度のシェルバネンコ・ミステリー大賞を受賞。その他の代表的な作品として、「権限なき捜査」(93年アルベルト・テデスキ賞受賞)、「堕ちた天使の島」(00年バンカレッラ賞最終候補、フランコ・フェデーリ賞受賞)など
菅谷誠[スガヤマコト]
1949年、横浜市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞社のカメラマン、記者、映像担当編集者などを経て98年からフリー(フォトグラファー、ライター、翻訳者)
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