内容説明
おれはこのニューヨークで生れたんだよ。ここがおれの故郷なんだ。ここが好きで、どこよりも好きで暮らしてるんだ―ニューヨークを誰よりも知りつくし愛しつづけている作家ピート・ハミルの〈孤独と喪失に彩られた、見えない街〉の物語。巨大な街にくりひろげられる多様な人生―その〈愛と喪失〉の凝縮された一瞬のドラマを、絶妙な語り口で浮きぼりにした異色の短編34。付録、新訳「黄色いハンカチ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんりん
6
「幸福の黄色いハンカチ」の元ネタと聞いて読んでみた。ニューヨーク。若い頃に見た映画に出てきたニューヨーク、という感じ。寂しくってせつなくって。短い話ばかりだけれど、背景とかが見えてくるような。おもしろかった。2020/09/29
よし
1
映画 幸せの黄色いハンカチ 原作本。たった数ページだった。他の20編も 超短編 ハードボイルド風だった。2024/10/29
なんと
0
92/03/232015/12/23
丰
0
Y-202006/08/21
yusukekomo
0
高校生のころにハードカバーで読んだ本をもう一度。せつなく孤独な感じがいい2009/05/17