ギリシャ美術史―芸術と経験

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  • サイズ A5判/ページ数 299p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434036439
  • NDC分類 702.03
  • Cコード C1071

内容説明

1972年の刊行以来、22刷を数えたロングセラー!美術作品を時代の思想背景と結びつけて語り、文化の一部として美術を考える。最良のギリシャ美術案内。

目次

1 アルカイック期の芸術と思想―最初の原則(紀元前七〇〇~四八〇年頃)(秩序と混沌;ギリシャ人とペルシア人)
2 自覚と分別(クラシック前期:紀元前四八〇~四五〇年頃)(表現の新しい領域;自信と懐疑 ほか)
3 統制下の世界(クラシック盛期:紀元前四五〇~四三〇年頃)(ペリクレス時代のアテネ;人間と万物の尺度 ほか)
4 統制をこえた世界(前五世紀後半:紀元前四三〇~四〇〇年頃)(非理性の復活;優雅な所作への逃避 ほか)
5 個人の世界(前四世紀とヘレニズムの遺産:紀元前四〇〇~三二三年頃)(個人の経験と都市国家;個人の経験の探求(人間の感情表現;官能性と知覚;宗教的感情) ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せがわ

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「ギリシア美術史を学び始めるならコレ」と教授にお勧めされた本その2。/前700年から前323年までのギリシャの美術を、五つの時代に分けて詳説する。ギリシャ史自体に関する記述も詳しく、歴史と美術において表現された観念との関係性への考察が試みられているのは興味深い。時代区分が明瞭で、各時代毎の美術の特色として書かれていることも示唆に富む。決して理解が容易な書物ではないと思うが、ギリシャ美術史を大きくしかしはっきりと捉えうるという点で、初学者にこそお勧めしたい。2010/03/09

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