思ひ出の記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 94p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434036149
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0095

内容説明

一徹な気性であるがゆえに、他者との摩擦も多く、孤独と苦悩を抱えていた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)。彼にとって、一条の光となった妻・小泉節子。日本を愛し、己を偽ること無く生きた小泉八雲を優しい眼差しで見守り続けた妻節子が綴る、日本、怪談、そして家族。

著者等紹介

小泉節子[コイズミセツコ]
1868年2月4日生。ギリシア生まれのラフカディオ・ハーン(帰化名・小泉八雲)と結婚し、三男一女をもうける。1932年2月18日没

一条裕子[イチジョウユウコ]
1967年4月14日生。1992年、漫画家としてデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

50
【再読】小泉八雲は私の高校時代のアイドルだったので、この小さな可愛らしい本を見つけた時は大層嬉しかった。折に触れまた読み返すことだろう。穏やかながらも寂しい気持ちになってしまった。2016/04/14

つちのこ

37
小泉八雲とセツの結婚生活はわずか13年。セツの回想録である本書には、短い中にも二人が過ごした濃密な時間が綴られている。朝ドラ『ばけばけ』の原作とあって、毎日欠かさず観ていた映像を反芻しながら読み終えたが、多少盛ったエピソードはあるにせよ、原作からそれほど逸脱しなかったドラマの展開に好感が持てた。八雲を見るセツの観察眼の確かさと、双方がごく自然体で思いやりの気持で接する夫婦愛が素晴らしい。日本人以上に日本を愛し、理解しようとした八雲は外国人の中でも稀有な存在だが、その裏に内助の功あってのことを改めて思った。2026/05/16

ヒラP@ehon.gohon

14
朝ドラが事実を下地にしていることがわかる本。テーマソングもこの本を参考にしているとか。2026/02/21

uchiyama

4
あまりに素晴らしくて一気読み。「耳なし芳一」に代表されるように、「音」の作家である八雲の、その音への感覚は、この(おそらくは「耳の良い」)女性が支えていたのだと改めて気付く、蟲や海や言葉の語呂や静寂やといった、音への繊細な感受性が印象的な本です。二人が創り出した独特な会話の文体も、聞いたわけではないのに、その響きが耳に残るようで。日常の中で、一緒に戯れることができる人のいる喜びが綴られたエピソードを読んでいると、以前目にした、畳の部屋で隠れん坊だか鬼ごっこだかをしている小津とその老母の写真を思い出したり。2026/03/22

横丁の隠居

3
小泉八雲の夫人、節子氏の回顧録。ごく短いものだが、無駄のない品のよい文体で、ラフカディオ・ハーンの人となりと日常がよく浮かび上がってくる好著であると思う。2017/06/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/25929
  • ご注意事項

最近チェックした商品