小梅の七つのお祝いに

個数:
電子版価格
¥1,265
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

小梅の七つのお祝いに

  • 愛川 美也【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2022/04発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 28pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 09時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784065262177
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

「泣いちゃいそうだよ」シリーズの小林深雪先生が推薦!「いちばんに推したのは、このファンタジーです。主人公の小梅といっしょに冒険を楽しみました。」(講談社児童文学新人賞選評より)

【第61回講談社児童文学新人賞佳作受賞作】
小梅は小学一年生の女の子。両親は共働きだし、お姉ちゃんは中学受験でいそがしい。七五三のお祝いの年なのに、お祖母ちゃんの入院まで重なって、七五三が先延ばしになってしまいました。そんな十一月の日曜日、遊び場にしている小さな神社で見つけたのは一頭の黒牛。牛を追った小梅が迷いこんだ先は、お祭りのようににぎやかな天神様の一本道でした。
お餅屋のおかみさんをしている牛、体の大きさを自由に変えられる神様を名乗る男の子、しゃべる案内係の黒牛に、嘘と本当をとりかえることのできる鷽(うそ)鳥。不思議で楽しい出会いを重ねながら、小梅は天神様の本殿を目指します。途中、大きな池を渡る三つの橋で自分の過去と現在を見つめ、奥底に隠した自分の心と向き合ってから、小梅は未来へ一歩前進します。
さあ、小梅は本殿で天神様と会うことができるのでしょうか。そして、ひとりの力で、この異世界の出口にたどりつくことができるのでしょうか。

ふしぎな旅を通じて描かれた少女の成長ーー日本的で個性豊かな舞台設定に、選考会でも多くの賛辞が寄せられたファンタジー小説です。一本道で待ち受けるもののけたちの魅力溢れる姿は必見です。

内容説明

鳥居のむこうはもうふしぎの中だったのかもしれません。家の近くの神社で、突然大きな黒牛と出会ってしまった小1の小梅。牛の後を追って石段を登ると、境内では見知らぬ縁日が開かれていて…。第61回講談社児童文学新人賞佳作受賞作。

著者等紹介

愛川美也[アイカワミヤ]
1978年、千葉県生まれ。フェリス女学院大学文学部日本文学科卒業。『日曜日の小さな大ぼうけん』で第32回日産童話と絵本のグランプリ童話の部大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がらくたどん

52
梅の花満開の表紙ですが、11月の七五三・七つ参りのお話。おばあちゃんの入院で楽しみにしていた七五三のお祝が延期されてちょっと不満・かなりしょんぼりな女の子と「天満宮」の神様方との不思議なひと時の物語。ご神体である道真公や眷属の牛が出て来て「天神様」ってなんだっけ?という由来も描かれるので、実年齢より「ちょっと前に七つ参りしたっけ」くらいの中学年以降の児童が振り返って読むほうが心に残るかも。先の不安を先の希望に「鷽替え」しようという前向きな優しさが好印象。ずっと見守る存在を感じられるのはきっと大きな支えだ。2022/11/02

雨巫女。@新潮部

11
《私-図書館》七五三って、大事な行事だなあ。2023/06/17

遠い日

7
小一の小梅が、ひとり神社のあちら側の世界で、感じ、考え、チャレンジし、迷いながら心を強くしていくファンタジー。訳あってみんなのように七つのお祝いの七五三に行けない今、この世界で出会うものたちに「七つのお祝い、おめでとう!」と言ってもらうのはせめてもの喜びだったでしょう。言えなかったことば、我慢したことども、丁寧に勇気を持って向き合って見えてきたもの。神さまは、そんなようすをちゃんと見ていてくださった。2022/07/19

頼ちゃん

4
童謡「とおりゃんせ」をモチーフにしているのかな?私としては和のファンタジーは好みだけど、主人公6才だよね?でもこの本を読むのは何才くらいだろう。もっとずっと上だよね。2023/05/23

kira

2
おばあちゃんが入院して、お姉ちゃんは受験生。小梅の七つのお祝いはそんなこともあって先送りに。本当はね…。神社にお参りしてた小梅の前に現れた黒牛に導かれ、小梅は不思議な世界に迷い込む。菅公さんやウソ、梅ヶ枝餅などが登場する。 主人公は6歳だけれど、読むのは中学生でも楽しめる。天神様関連の知識があるとなお一層良いと思うので。2024/02/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19296740
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。