職人館調理場談義シリーズ
山里のごちそう話―食・詩・風土再考

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  • サイズ A5判/ページ数 148p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784434027444
  • NDC分類 384
  • Cコード C0036

内容説明

詩人・哲学者・蕎麦打ち職人が食・美・自然・文化…をひとつの皿に盛ってごちそう話。地産地消のスローフード/スローライフ。

目次

第1幕 食いしん坊の哲学者、大いに語る(食再考;暮らし再考)
幕間 「風土」という記憶
第2幕 詩人と哲学者、自然と美、表現を語る(山里再考;表現再考)
幕間 風の弁
第3幕 蕎麦打ち職人、大いに窮する(村の文化再考;生き方再考)

著者等紹介

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年、東京生まれ。詩人。1952年、第一詩集『二十億光年の孤独』刊行

内山節[ウチヤマタカシ]
1950年、東京生まれ。哲学者。自然と労働についての著作のほか、森林問題にも造詣が深い。群馬県上野村に20数年訪れ続け、6年前に古い農家を譲り受けて暮らし始めた

北沢正和[キタザワマサカズ]
1949年、長野県生まれ。料理人。1992年、蕎麦と創作料理の店「職人館」を開館。(株)しなの文化研究所代表。「職人館」館主
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感想・レビュー

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紫羊

16
帯に「詩人・哲学者・蕎麦打ち職人が、食・美・自然・文化・・・をひとつの皿に盛ってごちそう話」とある通り、3人の男が楽しそうに語り合っている。そのまま良い話で終わるのかと思いきや、谷川俊太郎が鋭い問いを投じて、あとの二人が不意を突かれてまごまごする場面が痛快だった。2024/04/12

ある晴れた朝に

0
谷や山や沢といった、まさに「山里」を感じる名字を冠する三氏(たまたまか笑)が、茶を飲みながらその胸の内を話す会を文字起こしした本。いつか北沢さんのお蕎麦を食べてみたいな!里山の感じるを大切にしているお三方の話。時代を先取りしていると感じましたね。面白く拝見させて貰いました!2020/04/18

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