文藝選書<br> 若者よ明日香の国は

文藝選書
若者よ明日香の国は

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434018046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

心の乱開発がぼくらの愛の生活を蝕む。奈良明日香がずたずたになったように若者は傷心を抱いてこの国を去る。愛する者たちの離散の姿。この愛の物語は友人の妻が帰国する時から始まる。成秋文学が生んだ昭和時代の思念情念がここに。日本優良図書出版会賞受賞作。

著者等紹介

浜野成秋[ハマノセイシュウ]
1941年大阪府堺市丈六に生まる。登美丘東小、中、上宮高校時代は映画演劇に明け暮れる。慶応義塾大学文学部英文学科卒。在学中から『慶応文芸』に小説を発表。紀行文学の吉田武史、詩人の吉増剛造、井上輝夫、山口佳巳、岡田隆彦、美術評論の酒井忠康、鍵岡正謹、報道の山口昌子らは同期。映画テレビ論とアメリカのポストモダン作家論を中心に、『三田文学』はじめ、『海』、『新日本文学』、『早稲田文学』などに発表。同時に小説を『三田文学』、『知識』、『文学界』、『海』など月刊文芸誌に発表し今日に至る。ニューヨーク州立大学客員教授、一橋大、早大、東北大講師、助教授を経て現在日本女子大英文学科教授。小説批評は安岡章太郎氏より、文体指導は群像編集長大久保房男氏より受く。文学思想は現代浪漫主義。日本ペンクラブ会員。『若者よ明日香の国は』で日本優良図書出版会賞受賞
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