内容説明
祭りを訪ねて旅行をすると、いろいろなところで人々との出会いがある。本書は、著者が祭りとその出会いについて書き留めておいたものをまとめたもので、言いかえるならば、宗教儀礼を含む祭りの音楽についてのエッセイ風な報告である。
目次
1 ヨーロッパ(祭りの音楽の機能的なもの;パリのクリスマス;ヴィアレッジョのカーニヴァル;セヴィージャの「セマナサンタ」;シチリアの聖週間と復活祭 ほか)
2 アジア(音楽、その根源にあるもの;キャンディの「ペラヘラ」と仏歯寺のプージャ;「祇園祭」;ネパール仏教寺院の合奏;関東地方の3匹獅子舞)
著者等紹介
山内忠[ヤマノウチタダシ]
作曲家、宮城学院女子大学教授。1935年兵庫県生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科卒。66年宮城学院女子大学講師、その後助教授を経て77年から教授。主な作曲作品に『マリンバと小オーケストラのためのコティル』、『合唱と管弦楽のためのレクイエム』などがある。2000年10月14日死去
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