内容説明
リンパ球がいたずらをして、わたしを短歌の世界へ連れ出した。そこには、点滴のようにわたしをゆっくり潤す「歌の滴」が待っていた。ぽとりぽとりしおれた心に、滴を落とす。わたしは少し元気になって、病気を忘れた。第3回フーコー短歌賞優秀賞受賞。
目次
盛夏
診察室
待合室
手術室
帯状疱疹
入院
ふるさと
父の夢
改葬
春傷
友情
少年少女
街
校正刷
赤ペン
図書
あなたとわたし
炎暑
ひとりはひとり
著者等紹介
高橋由宇子[タカハシユウコ]
1949(昭和24)年9月2日新潟県小千谷市に生まれる。日本女子大学文学部国文学科卒業。日本エディタースクールで校正技術を学び、フリーで岩波書店、草風館、角川書店、講談社等の雑誌・書籍の校正、小学館『西和辞典』の編集等に携わる。1998~1999年、「早稲田大学EC短歌会」を受講。1998年より朝日カルチャーセンターで「現代短歌」を受講中
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