内容説明
当時無名の東洋人サッカー選手を見い出し、98年に5億円で買ったのは、ペルージャの若き社長アレッサンドロ・ガウチ。そして2000年。シーズン途中であったが、移籍金18億円と、7億円クラスの選手2人でローマへ売った…。彼は、5億円からおよそ30億円を生み出した優秀な仕事人であり、サッカーを心から愛している好青年であった。わずか11歳でアメリカに渡り、競走馬の買い付けをたった一人でやってのける。そこで3年間帝王学を学び、現在に至る。ACペルージャ社長アレッサンドロ・ガウチ氏が語った真実とは…。貴重な記録写真と知られざる事実がついに、明かされる。
目次
第1章 なぜNAKATAを買ったのか(ファンタジスタ発掘;戸惑い、そして激怒 ほか)
第2章 ペルージャに愛された男(チームスタッフの分析;戦友たちの目 ほか)
第3章 なぜローマに売ったのか(ローマ移籍の真相;決断が下された日 ほか)
第4章 アレッサンドロ・ガウチ独白
第5章 ペルージャ1998‐2000(ストライカーの変遷;ファンタジスタの価値 ほか)