内容説明
新しい交通安全の理論と実践を集大成した『交通安全学』を提唱する。交通安全は極めて広い範囲の学問分野に立っている総合科学である。交通安全に対する考え方、施策は急速に進歩・発展しており、道路・交通工学、交通規制・交通制御、交通心理学、交通安全対策など、新しい交通安全の理論を集大成した待望の書。
目次
序論 交通安全学の提唱
第1部 交通安全をとりまく諸分野の新しい潮流(交通心理学の視点での交通事故分析と活用の手法;道路・交通工学・情報システムからのアプローチ ほか)
第2部 道路・交通工学的な交通安全向上策(道路幾何構造の改善;舗装技術の発展 ほか)
第3部 交通安全教育のための理論と実践(運転者教育と安全運転管理;運転時の注意特性と安全性 ほか)
第4部 交通安全対策の最近の進歩・新しい試み(駐車対策と交通安全;生活道路での面的な交通安全対策 ほか)