出版社内容情報
遺産分割や相続に臨む際、知識や準備が不足したままだと、思わぬ損をしてしまう恐れがあります。本書では、数多くの相続の現場を見てきた税理士の目線から、「これはおさえてほしい」という重要なポイントについて解説していきます。
「法定相続分・遺留分とは」「遺言書の種類は」といった法律面の基本から、「2次相続の相続税まで見据えた遺産分割とは」「小規模宅地等の特例の活用のポイント」といった税制面まで、Q&A形式でわかりやすく解説を加えています。特に税制面については、読者がイメージしやすいよう、事例や計算例を多くまじえています。
これから相続が想定され、損をしないために知識を深めたいという人はもちろん、これから相続に関する仕事をしたいため一通りのことを学びたいといった若手の税理士にとっても助けとなる1冊です。
内容説明
財産を守り円満に引き継ぐために身につけておきたい知識をQ&A形式でわかりやすく解説!
目次
第1章 遺産分割協議(遺産分割協議;法定相続分;遺産分割方法;遺言書;遺留分;民事信託;特別寄与請求権;配偶者居住権)
第2章 遺産分割と土地の評価(土地評価の基礎;取得者が異なる場合;相続人が単独所有地と共有地とで土地を取得した場合;複数の賃貸アパートが並んでいる場合;権利が異なる場合;不合理分割)
第3章 小規模宅地等の特例(小規模宅地等の特例の基礎;遺産分割により小規模宅地等の特例の適用関係が異なる事例;所有者により小規模宅地等の特例の適用関係が異なる事例;配偶者居住権による小規模宅地等の特例)