内容説明
高度な法的解釈が要求される「株主総会」では、条文のみによらない、実務に起こった「争点」を知ることも実務家には欠かせない視座ではないのか―。総会の招集・議事運営の適法性・会社法上の重要論点など、議長・役員・総会担当者なら精通しておきたい判例がコンパクトにつかめる一冊。
目次
第1章 株主総会の事前準備段階(株主総会の招集;株主権の行使;総会前の仮処分)
第2章 株主総会当日の運営(日時・場所;受付事務;議場整理・議事運営;説明義務;動議;議決権と採決方法)
第3章 株主総会後の諸問題(議事録の閲覧・謄与;総会決議の効力を争う方法)