インターナショナル新書<br> 商社マン、エルサルバドル大使になる

個数:
電子版価格
¥913
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

インターナショナル新書
商社マン、エルサルバドル大使になる

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月28日 17時00分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681154
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0231

出版社内容情報

退職を目前にした商社マンに降って湧いた「民間人出身大使」就任話!
中米の小国・エルサルバドルに日本大使として赴任した著者の3年半の奮闘記!
大使はどんな仕事? 公邸会食、ODAってどんなもの?……情報満載の「お仕事本」!!
――大使就任は発表まで絶対口外禁止の極秘プロジェクト? 認証式では天皇陛下の御前で大緊張、エルサルバドルに赴任するや前例踏襲主義に毒された大使館スタッフと闘い、絶大な人気の新大統領政権の無理難題に頭を悩ませ、てんてこ舞い!
コロナ禍に大使館はどう対処するか、公邸会食とはどんなものか、大使と大使館の日常業務は、休日の大使はなにをしている? といった「知られざる情報」や「外交の現場ルポ」などがてんこ盛り!

【目次より】
第一章 定年後の再就職先は「特命全権大使」
第二章 支持率低迷の政権とODA案件「ラ・ウニオン港」
第三章 私の常識は大使館の非常識?
第四章 大使の仕事──恒例行事やセミナー、イベントへの参加
第五章 「公邸会食」と「大使の一日」「大使の休日」
第六章 新政権誕生で難題続発
第七章 開発協力に燃える
第八章 ラ・ウニオン港第九章 産業振興に尽きる
第十章 パブリック・ディプロマシーとはなにか
第十一章 天皇誕生日祝賀レセプション、在留邦人や他国大使との交流
第十二章 コロナ禍と帰朝発令。そして最後の大仕事

樋口和喜(ひぐち かずよし)
1954年、岐阜県岐阜市出身。早稲田大学商学部卒。1979年、住友商事株式会社入社。自動車製造事業部で中南米、アメリカ、欧州、アジアでの自動車製造設備・部品ビジネス、製造投資に従事。メキシコ駐在通算4回、17年。元メキシコ住友商事会社社長。2017年6月から2020年11月まで外務省特別職 特命全権大使としてエルサルバドル共和国に駐在。現在、一般社団法人日本車いすカーリング協会副会長、ポケトーク株式会社顧問、情報セキュリティ株式会社顧問、サイエスト株式会社顧問などを務める。

内容説明

「大使になりませんか?」―退職間近の商社マンに思いもよらぬ第二の人生が!中米の小国エルサルバドルに赴任するや、前例踏襲を固守する大使館スタッフや巨費を投じたODA案件に頭を悩ませる日々。さらに37歳の新大統領登場で問題続発!他国間の外交問題にも巻きこまれ、てんやわんやの日々。外交とはなにか、大使と大使館はどんな仕事をしているのか、公邸会食の現実は、大使の休日とは?…。知られざる情報が満載の「お仕事本」!!

目次

定年後の再就職先は「特命全権大使」
支持率低迷の政権とODA案件「ラ・ウニオン港」
私の常識は大使館の非常識?
大使の仕事―恒例行事やセミナー、イベント
「公邸会食」と「大使の一日」「大使の休日」
新政権誕生で難題続発
開発協力に燃える
ラ・ウニオン港の活性化
産業振興に尽きる
パブリック・ディプロマシーとはなにか〔ほか〕

著者等紹介

樋口和喜[ヒグチカズヨシ]
1954年、岐阜県岐阜市出身。早稲田大学商学部卒。1979年、住友商事株式会社入社。中南米、アメリカ他各地で自動車製造設備・部品ビジネス、製造投資に従事。元メキシコ住友商事会社社長、元メキシコキリウ社長。2017年6月、住友商事退職。2017年6月から2020年11月まで外務省特別職特命全権大使としてエルサルバドル共和国駐在。現在、(一社)日本車いすカーリング協会副会長、ポケトーク(株)顧問、情報セキュリティ(株)顧問、サイエスト(株)顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむら

24
2017年から3年間、駐エルサルバドル大使となった元住友商事の商社マンの回顧録。官民の仕事に対する意識の違いが面白い。大使(または大使館)って普段何やってんのか?という興味も満たしてくれるし、また、エルサルバドルというほぼ興味のなかった国(中米地域は麻薬とギャングのヤベェ場所という丸山ゴンザレス情報しか知らなかった)のへぇー!な話がとても面白かった。特に今の若いブケレ大統領のカリスマ性がなんかこの先興味深いわぁ。あと世界の建築SOSに出てきそうな失敗案件ラウニオン港とか。2023/02/25

tetsubun1000mg

13
中南米諸国ではあまり日本とは縁がなさそうな国、エルサルバドルの日本大使になった元商社マンの回顧録。 外務省日本大使館の仕事がリアルに分かる貴重なドクメンタリーだと思う。 民間人の商社マンの目には、大使館の仕事の仕方は停滞しているように見えたようで、大使館での業務や進め方を改善していく。 スペイン語圏での仕事が長かった著者の経験を活かして他国の大使や、政府の官僚や大臣たちとも打ち解けていく過程が面白い。 外務省は設備など形を残すことが大切なようですが、商社マンの目には経済性を考えてないことが目に付くようだ。2023/02/09

rotaxane

4
他者の体験を追体験できるのが、読書の醍醐味だと再認識させてくれる一冊。全く予備知識のないエルサルバドルに関心が持てた。ラテン系でも真面目で勤勉な国民性であったのは意外であった。大使館は何度か見たことはあるものの、業務内容を正しく理解していなかったので、勉強になった。パブリック・ディプロマシーの重要性を学び、自国の文化を正しく理解することは大切だと感じた。仕事に打ち込むことで自己のスキルが磨かれたため、特命全権大使の命を受けたのだと思う。自分も日々、与えられた業務をしっかりと遂行し、可能性を広げていきたい。2023/01/21

志村真幸

3
 著者は、住友商事でメキシコなど中米を担当してきた人物。その経験を買われて、2017-20年に駐エルサルバドル大使を務めた。  現地での大使の仕事が生き生きと記されているのが読みどころだ。エルサルバドル大統領との交渉、港湾問題へのとりくみ、大使館内での改革、各国大使同士の交流、日本をアピールするためのイベントなどなど。  なにより著者が大使としての仕事に真剣にとりくみ、エルサルバドルと日本のために奮闘している姿に好感が持てる。  こういう大使が増えれば、日本の外交も変わるだろうに、と思わされた。2022/12/12

ahoj

2
民間出身の方ならではの視点ももちろん、「大使」の日常を知ることがてきて面白い。2023/04/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20374981
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。