長崎年金二重課税事件―間違ごぅとっとは正さんといかんたい!

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784433537005
  • NDC分類 345.19
  • Cコード C2034

内容説明

毅然と立ち上がった勇気ある納税者とたった一人の税理士が国を動かした。二〇万件、三〇〇億円の衝撃。苦節七年にわたる裁判ドキュメント。

目次

第1章 所得税課税への疑問
第2章 長崎地方裁判所へ出廷
第3章 福岡高等裁判所に舞台を移す
第4章 膨大な該当事例が判決に影響?
第5章 いよいよ最高裁へ
第6章 逆転勝訴!
エピローグ ついに国を動かす―財務大臣発言の影響とその行方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinya Fukuda

1
著者は税理士として税務訴訟を闘った。依頼者との出会い、自らが税理士を志した経緯、更正の請求、審査請求此処までは当然一人で行った。地裁へ訴え出るが飽く迄本人訴訟であり著者は補佐人としての立場から原告を支える。途中から仲間の税理士二人が訴訟に加わる。地裁では勝訴する。此処で勝負があったと思う。高裁からは弁護士に頼まざるを得なくなり費用の問題が発生したが弁護士は無報酬でよいと言い助けられる。高裁では負けるが最高裁に上告し全面勝訴する。約2万円を巡っての7年に及ぶ闘いだった。誠意の人江崎税理士の奮闘が胸を打つ。2024/05/09

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