租税回避の事例研究―具体的事例から否認の限界を考える (6訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 558p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784433535544
  • NDC分類 345.1
  • Cコード C2034

内容説明

「否認されるべきでない租税回避」とは―対立する「租税法律主義」と「実質課税の原則」。組織再編成に係る行為計算の否認(法人税法132条の2)をめぐるヤフー・IDCF判決の検証も新たに掲載!

目次

租税回避とその否認規定
租税回避を否認する個別規定の変遷
否認されるべき租税回避
否認されるべきでない租税回避
法人税法22条2項と法人税法132条
寄附金と租税回避
外国税額控除余裕枠の利用と租税回避
不良債権の譲渡と租税回避
事業体課税と租税回避
組織再編税制と租税回避
電子商取引と租税回避
租税回避行為と仮装行為
租税回避と財産評価基本通達
租税回避と損害賠償責任

著者等紹介

八ッ尾順一[ヤツオジュンイチ]
昭和26年生まれ。京都大学大学院法学研究科(修士課程)修了。現在、近畿大学法学部教授、公認会計士・税理士。論文、「制度会計における税務会計の位置とその影響」(昭和61年、第9回日税研究奨励賞受賞)。平成9~11年度税理士試験委員、平成19~21年度公認会計士試験委員(「租税法」担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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