内容説明
２１世紀における建設業界は、公共建設投資の大幅な漸次的削減と投資内容の変革により、まさに危機的な状況下にある。このような環境下にあって、最も大切なことは、個々の企業体がしっかりとした経営姿勢・経営体質へと革新の意欲を高めることだ。経営基盤の強化や再編・連携の促進のため、建設企業経営者の緊急テーマであるコストマネジメントをいかに企業実務に融合させていくか！その答えがここにある。
目次
第１部 コストマネジメントの理念と方法（経営革新とコストマネジメント；事前コスト管理と品質マネジメント；建設業におけるＡＢＣ／ＡＢＭの適用；建設業の業績管理システム）
第２部 原価計算・原価管理指針の提言（指針の特徴；建設工事の原価計算・原価管理指針（本文）
指針の解説（本文対照））
著者等紹介
東海幹夫［トウカイミキオ］
青山学院大学経営学部教授・同大学院国際マネジメント研究科兼担教授、日本原価計算研究学会理事、建設産業経理研究所理事、財団法人建設業振興基金建設業経理研究会座長
菅本栄造［スガモトエイゾウ］
専修大学商学部助教授、日本原価計算研究学会幹事
小酒井正和［コザカイマサカズ］
青山学院大学経営学部助手
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