内容説明
わが国信託税制の発展は極めて遅れており、それが信託発展の阻害要因ともなりうる。本書は、わが国信託税制を詳細に検討することにより、その問題点を明らかにし、イギリスなど信託先進国における信託税制の研究を踏まえ、わが国信託税制の改革を提言する。
目次
第1章 信託税制の沿革と信託課税原則の確立
第2章 わが国の信託所得課税原則の特徴
第3章 裁量信託・受益者連続信託と課税
第4章 信託による後継ぎ遺贈の課税関係
第5章 事業承継信託と課税
第6章 イギリス信託課税
第7章 イギリス信託課税改正の方向と課税理論
第8章 国際的信託課
著者等紹介
占部裕典[ウラベヒロノリ]
1953年12月山口県生まれ。神戸大学法学部卒業、神戸大学大学院法学研究科博士課程修了、エモリー大学ロー・スクール修了。神戸学院大学法学部教授等を経て、現在金沢大学法学部教授。専攻は租税法、国際租税法
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