内容説明
本書は、過去の重加算税の裁決・判例等を中心に検討し、その中から、重加算税の賦課要件(判断基準)である「隠ぺい・仮装」をできるだけ具体化し、そのポイントを示すことを目的としたものである。
目次
第1章 加算税の種類と目的
第2章 重加算税の概念
第3章 「偽りその他不正の行為」の意味―アメリカ大使館事件を素材として
第4章 課税庁の重加算税に係る新しい事務運営指針
第5章 重加算税の裁決・判例
第6章 税務調査と重加算税
第7章 重加算税の具体的な対応策
第8章 脱税(ほ脱)と重加算税
第9章 税理士責任と重加算税
第10章 青色申告の取消しと重加算税
第11章 重加算税が与えるその他の影響
著者等紹介
八ッ尾順一[ヤツオジュンイチ]
昭和26年生まれ。大阪大学大学院経済学研究科(修士課程)修了。現在、摂南大学経営情報学部教授・公認会計士・税理士。論文、「制度会計における税務会計の位置とその影響」で第9回日税研究奨励賞(昭和61年)受賞。その他、平成9~11年度税理士試験委員。大阪府立大学大学院非常勤講師。立命館大学大学院非常勤講師
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