内容説明
「租税回避」と「節税」・「脱税」は、どこがどう違うのか。本書はこんな難題に挑戦しています。また、税の実務において、税理士がクライアントから税の軽減対策の策定を依頼された場合、法の規制の範囲内で、どう対応すべきなのか。そんな微妙な問題を、租税回避事例の分析を通して解決の糸口を探っています。
目次
第1章 租税回避と法
第2章 租税回避行為に対する規制措置
第3章 判例・裁決に見る租税回避行為
第4章 諸外国における租税回避に関する規制と現状
第5章 座談会/租税回避行為と税理士の責任