内容説明
いわゆるIT経済の時代においてこれを分析するために必要な「ネットワーク経済学」の最も体系的に書かれたテキストブック。本書で取り上げているネットワーク財としては、電気通信産業、放送産業、情報産業、金融業、航空産業などの産業に関してのその特性に関して分析を行なう枠組みを提供している。
目次
ネットワーク経済学入門
ハードウェア産業
ソフトウェア産業
技術進歩と標準化
電気通信産業
放送産業
情報の市場
銀行と貨幣
航空産業
社会的相互作用
その他のネットワーク
著者等紹介
吉田和男[ヨシダカズオ]
1938年大阪生まれ。1971年京都大学経済学部卒業。1971年大蔵省(当時)入省以降、田辺税務署長、経済企画庁総合計画局副計画官、銀行局検査部管理課課長補佐兼金融検査官、財政金融研究所主任研究官、主計局主査(郵政担当)、大阪大学経済学部助教授を経る。現在京都大学大学院経済学研究科教授(工学博士・経済学博士)
上田昌史[ウエダマサシ]
関西大学経済・政治研究所、ソシオネットワーク戦略研究センター
緒方洋平[オガタヨウヘイ]
株式会社NTTデータ
亀岡京子[カメオカキョウコ]
翻訳者、京都大学経済学研究科
手島健介[テシマケンスケ]
コロンビア大学大学院
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