出版社内容情報
周りのヨーロッパの言葉とは大きく異なるハンガリー語。意外にも日本語に似ています。どう似ているのか、のぞいてみませんか。
内容説明
外国語を学びたい人も、その予定はない人も。まずは寝ころんで、コレ読んで。新書みたいにスラスラ読める!文法用語にたよらない画期的な入門書。
目次
1(文字と発音のしくみ;書き方と語のしくみ;文のしくみ)
2(区別のしくみ;人と時間のしくみ;「てにをは」のしくみ;数のしくみ;実際のしくみ)
著者等紹介
大島一[オオシマハジメ]
一橋大学大学院社会学研究科修了、博士(社会学)。現在、人間文化研究機構国立国語研究所言語変異研究領域プロジェクトPDフェロー、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー、桜美林大学リベラルアーツ学群非常勤講師、日本ハンガリー友好協会ハンガリー語講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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お抹茶
1
文法は日本語と似ているところがあるが,単語は他の言語と似ていなく,意味を類推できないものばかり。-daは“所”を意味し,uszodaは泳ぐところでプール。名詞が単数でも修飾する形容詞の形は変わらない。「~の」を示す言葉は名詞の最後に付く。例えば「私の」は,(-á/-é)+-m。「上へ」「下へ」など方向の意味を示す語は動詞の最初に付く。現在進行形や未来形はなく,現在形の動詞と副詞で表す。「~を」は-tで,目的語に応じて動詞の形は変わる。2024/08/18
redhotkick
0
ちょっと駆け足で読んでしまった。文法はなんとかなるかもしれないが、母音の種類が多く、その点が少し手を焼きそう。2023/02/06
kk
0
125頁に数式の読み方が掲載されている。日本語で解説が読めるのは貴重。2019/05/03