内容説明
世界的大企業支配の「サイレンの世界」から真の「生命の世界」へ。前著『グローバル経済という怪物』からさらに考察を深め、大企業支配の世界から次の市民ネットワーク世界への移行の条件、その概要、特徴、可能性を分析。経済問題にとどまらず、環境問題、人権、民主主義など幅広い視点から「地球的意識に生きる」市民社会の論理と倫理をまとめた。
目次
第三千年期を前にして
第1部 死のストーリー(サイレンの歌;裸の王様;マイダスの呪い)
第2部 生命のストーリー(壮大な旅;メタファーとしての生物;生命の知恵から学ぶ)
第3部 ポスト大企業世界(責任ある自由;健全な市場;経済民主主義 ほか)
第4部 生命への回帰(文化の転換;新たなストーリーテラーたち;生命の選択 ほか)
著者等紹介
松岡由紀子[マツオカユキコ]
東京大学文学部英語英米文学科卒業。現在、出版を中心に翻訳活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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