Springer lab manual<br> マウスラボマニュアル―遺伝子の導入と解析を中心に

Springer lab manual
マウスラボマニュアル―遺伝子の導入と解析を中心に

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  • サイズ B5判/ページ数 339p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784431707905
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》 マウスは、実験動物として遺伝学・基礎医学の分野で広く使われてきた。特に近年、ゲノムプロジェクトの進展に伴い、モデル生物としての重要性はますます高まっている。また、トランスジェニックマウスやノックアウトマウスなど、マウスを材料とする遺伝子操作技術も確立し、従来までマウスを扱ったことのない研究者もマウスを用いるようになっている。 本書は、マウスを扱った経験の乏しい研究者をも対象に、基本の技術(飼育の仕方や臓器の採取法など)から、かなり高度な技術(遺伝子改変マウスの作製法やポジショナルクローニングなど)までを網羅し、この一冊があれば、マウスに関するあらかたの実験ができるようにした。特に、発生工学的手法に限らず、遺伝学的な方法も十分に解説した。これからは、ノックアウトマウスをいかにつくるかということから、つくられたノックアウトマウスをいかに解析するかということが重要になると考えられ るからである。 (財)東京都臨床医学総合研究所 実験動物研究部門を中心とした第一線の研究者が、実際に目で見て、体で試し、試行錯誤をしながら確立した技術をすべて公開。使える 、役立つ、ラボマニュアル。    《目次》 第1部 飼育と取扱い  1 系統の維持   1.1 マウスの購入・分与と病原微生物汚染   1.2 マウスの飼育   1.3 家系図と交配   1.4 系統の維持  2 個体の識別法  3 麻酔と安楽死   3.1 麻酔   3.2 安楽死  4 臓器の採取   4.1 採血法   4.2 主要臓器の採取 第2部 遺伝学的手法  1 遺伝的多型の種類とその検出法   1.1 DNA多型マーカー    1.1.1 核DNA標品作成法(肝臓より)    1.1.2 核DNA標品作成法(耳介片より)    1.1.3 RFLP法    1.1.4 PCR法    1.1.5 PCR-SSCP法(RI使用による)    1.1.6 PCR-SSCP法(Non-RI法)    1.1.7 PCR-CFLP法    1.1.8 染色体標本作製法    1.1.9 染色体 in situ ハイブリダイゼーション(FISH)法    1.1.10多色(マルチカラー)FISH法    1.1.11ファイバーFISH法   1.2 細胞表面マーカー(FACSでの解析を中心に)  2 連鎖解析   2.1 単一因子連鎖解析    2.1.1 DNAクローンが単離されていない場合    2.1.2 DNAクローンが単離されている場合    2.1.3 リコンビナント近交系を用いたマッピングの実際   2.2 多因子連鎖解析   2.3 radiation hybridパネル 第3部 ポジショナルクローニング  1 YAC, BACの取扱い技術   1.1 YAC, BACのスクリーニング   1.2 YAC DNAの調製   1.3 BAC DNAの調製   1.4 パルスフィールドゲル電気泳動  2 物理的地図の作成法   2.1 ゲノムクローンからのSTSマーカーの単離   2.2 DNAシークエンシング法  3 発現遺伝子の単離   3.1 エキソントラッピング法   3.2 cDNA選択法  4 突然変異解析法   4.1 多型解析   4.2 mRNAの解析   4.3 in situハイブリダイゼーション 第4部 遺伝子導入動物  1 トランスジェニックマウス   1.1 はじめに   1.2 動物の準備   1.3 マイクロマニピュレーションの準備   1.4 受精卵の採取   1.5 受精卵へのDNAマイクロインジェクション   1.6 受精卵の移植   1.7 トランスジーンの検出法   1.8 コンディショナルトランスジェネシス(Cre/loxP系による)   1.9 トランジェントトランスジェネシス   1.10トランスジェニックマウスの系統維持  2 ノックアウトマウス   2.1 はじめに   2.2 ES細胞の取扱い   2.3 遺伝子ターゲッティング用DNA組換え体の作製   2.4 ESトランスフォーマント細胞作製と選別   2.5 マウスへの導入(キメラマウスの作製)   2.6 ヘテロ接合型、ホモ接合型マウスの作製と系統維持  3 凍結保存   3.1 胚の採取   3.2 体外受精   3.3 緩慢凍結法   3.4 ガラス化法  4 遺伝子トラッピング法   4.1 トラップベクターの構築   4.2 トラップクローンの単離   4.3 トラップされた遺伝子の単離と解析   4.4 トラップクローンの解析  5 その他の胚操作   5.1 卵巣移植   5.2 核移植 第6部 インフォーマティクス

内容説明

本書は、マウスを扱った経験の乏しい研究者をも対象に、基本の技術(飼育の仕方や臓器の採取法など)から、かなり高度な技術(遺伝子改変マウスの作製法やポジショナルクローニングなど)までを網羅し、この一冊があれば、マウスに関するあらかたの実験ができるようにした。特に、発生工学的手法に限らず、遺伝学的な方法も十分に解説した。

目次

第1部 飼育と取扱い
第2部 遺伝学的手法
第3部 ポジショナルクローニング
第4部 遺伝子導入動物
第5部 インフォーマティクス

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