出版社内容情報
《内容》 本書は生理学の教科書の決定版として,全世界に使用されているR.F.シュミット/G.テウス編の「Human Physiology」の最新版からの日本語訳である.定評のある理解し易い図表の多くはこの版のために新たに書き下ろされ,また最近の進歩にあわせ,細胞生理学と細胞間の情報伝達に関する独立した章が設けられている.明瞭な構成,平易な表現,重要な概念の強調および有益な図など,教科書としての使用を念頭に置いた本書は,医学に関する全ての人々にとって学問の基礎となる生理学的な原理の情報源として役立つものである.
内容説明
本書は、R.F.Schmidt & G.Thews編集による“Physiologie des Menschen”改訂第23版の英語版“Human Physiology”第2版(1989年Springer‐Verlag)を翻訳したものである。ドイツ語原著の初版は1936年にHermann Rein編集のもとに出版された。第17版からSchmidt教授とThews教授が編集されている。本書は、内容の明確性、正確さ、斬新性、図の分かりやすさなどを特徴としている。
目次
第1部 細胞と細胞間情報伝達の一般生理学
第2部 神経系の総合機能と運動調節
筋肉生理学
第3部 感覚生理学の一般および各論
第4部 神経とホルモンによる調節
第5部 血液と循環系
第6部 呼吸〔ほか〕