内容説明
核兵器も地雷もない、ほんとうの平和。長崎からの深い祈り。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
35
絵本。長崎の原爆の話。でも、そんなにヘビーじゃない。きれいな描かれ方。2016/08/13
とよぽん
33
黒部市美術館 開館25周年記念「葉祥明展」にて。あとがきに「戦争には、人間の知るすべての悪があります。」と書かれた作者の言葉が今日一番の衝撃だった。水彩画が美しい。「長崎市民平和憲章」も記載されている。この本の売り上げの一部が長崎の被爆者の方々に寄付されるそうだ。2019/09/06
anne@灯れ松明の火
24
「ひろしまの子」を読み、長崎の原爆をテーマにした絵本はないのかと探して、見つけたのがこちら。爽やかで、優しい葉祥明さんの絵と原爆は、結びつかない気がした。でも、そうではなかった。初めは、葉さんらしい夏の青空が広がる。しかし、そこに、飛行機、ファットマンが現れ、閃光、キノコ雲、火の海と続く……。葉さんの美しい絵だからこそ、心に響くのかもしれない。長崎市の協力のもと、平和への祈りを込めて描き上げられたこの作品も、多くの人に読み継がれてほしい。本屋さんのおはなし会で紹介。2025/08/09
ヒラP@ehon.gohon
23
葉祥明さんの絵は、現実をオブラートで包んだような、スピリチュアルな世界を演出するので、生々しい描写で迫って来る絵本とは距離感があります。 その葉さんが広島ではなくて長崎を選んだことに意味を感じます。 遠景で描かれた1945年8月9日の長崎の朝は、戦争すら感じさせない夏風景です。 それが原爆破裂の瞬間から、重苦しい空気感に包まれて祈りのような風景に置きかわります。 絵の力で刻印するようなインパクトではなく、心の奥で浸透してっくような手法に、違和感を覚える人もいるかも知れません。 2023/08/02
鈴
21
去年の夏に読みたいなと思っていたが、偶然図書館で見かけた。戦争の話とは思えないほど絵がとても綺麗だった。実際のあの日の長崎も、原子爆弾が落とされる瞬間までは、この絵のような快晴だったのだろうなと思うと、泣きそうになった。2012/05/20
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