内容説明
打ち込み成功の常型パターンやキリチガイの必勝法則、利きの活用法など、中盤戦必勝の秘策を石倉昇九段がやさしく解説。
目次
第1章 星の構えを簡単に荒らす方法
第2章 小目定石後の成功する打ち込み
第3章 シマリの構えを楽に破る秘策
第4章 先手を取って攻めをかわすコツ
第5章 キリチガイ粉砕の必修法則
第6章 利き筋を100%活用する打ち方
著者等紹介
石倉昇[イシクラノボル]
1954年生まれ。日本棋院棋士九段。東京大学卒業後、銀行マンを経て棋士に転身した異色棋士として注目を集めた。昭和60年・平成元年・11年・16年・21年NHK囲碁講座の講師をつとめ、好評を博す。平成15年、テレビ囲碁番組制作者会賞受賞。アマチュアに向けた平易で明解な解説に定評がある。平成20年、東京大学客員教授に就任。大学の講座として囲碁を教える。また、囲碁教室の講師として、初心者から有段者まで幅広く教えている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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harhy
5
本屋を見たら、最近囲碁関連の本が少ないのにびっくり。2022/05/22
サスケ
1
★★★☆☆ 自分も対戦相手も星打ちが多いので、第1章「星の構えを簡単に荒らす方法」は大変役に立つ。荒らされる前にどう備えるかを考える材料として秀逸。第2章「小目定石後の成功する打ち込み」、第3章「シマリの構えを楽に破る秘策」も同じく、布石から続くパターンとして使える。しかし、第4章以後は難しい。本を読んでいる時は当然の一手のように見えるが、実際の対局中に同じように打つことがなかなか出来ないのだ。2019/08/24