出版社内容情報
◆あなたの親指、こんな症状に心当たりがありませんか?
「ペットボトルやビンの蓋が痛くて開けられない」
「スマホを持ったときに痛い」
「包丁を持って力を入れると痛い」
……当てはまる方は、「母指CM関節症」かもしれません。
◇本書「はじめに」より抜粋
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「母指CM関節症」の有無からあなたの未来の健康状態が見える
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私の治療院には
「親指の付け根が出っ張って痛む」
「ペットボトルのふたを開ける時に痛む」
「ちょっと力を入れただけで痛むので、家事にやる気が起こらずイライラし、手を抜いてしまう」
「(痛みが)なかなかよくならず、親指の力も弱くなってきた」
このような患者さんがとても多く訪れます。
私は柔整師として、このような症状で来院してきたり、また整形外科から「母指CM関節症」と診断されて転療してくる患者さんにも多く接してきましたが、実はこんな症状の人たちは「(手の)使いすぎ」や「(軟骨の)すり減り」「老化」などの単純な原因ではないのです。
思い当たる原因がないにもかかわらず親指の付け根が出っ張って痛む人と、歳を重ねたりいくら手を酷使してもまったく痛みが起こらない人もいます。
同じ条件下で生活してきたにもかかわらず、なぜ痛む人と、何にも異常のない人に分かれるのでしょうか?
この「差」や「真実」を正しく知ることこそ改善・寛解への近道になると考えているのです。
目次
はじめに 「母指CM関節症」の有無からあなたの未来の健康状態が見える
第1章 「母指CM関節症」はなぜ治らないのか?
第2章 「母指CM関節症」は自分で治せる!
第3章 「ヘバーデン結節」が関係する40歳からの「手」の痛みと変形
第4章 「ヘバーデン結節」が関係する40歳からの「足」の痛みと変形
第5章 「ヘバーデン結節」が関係する40歳からの全身の痛みと変形
第6章 「重力とのバランス」を整え「90%の固定」が治療の大原則
おわりに ヘバーデン結節は世界共通、万人の問題
著者等紹介
笠原巖[カサハライワオ]
外反母趾・浮き指・ヘバーデン結節研究家、笠原接骨院(あしけん整体)院長、過労性構造体医学(Gバランス医療)創始者。これまでの50年に及び初検だけで12万人以上の足をみる。外反母趾・浮き指・扁平足、「仮称:足ヘバーデン」などの不安定な足が引き起こす、足の痛み、ひざ痛、股関節痛、腰痛、肩こり、首こり、自律神経失調状態、うつ状態などに対し、重力とのバランスで力学的に解明し、“足から未病”を改善。その普及を目指し、全国で多くの講演やスクールを行っている。テレビ・新聞などのマスコミでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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