内容説明
ダム、橋、建築、港湾施設、産業遺産、運河エレベーターから変態ホテルまで…日本では有り得ないデザイン&スーパースケール。面白さが増幅するポイント解説+ドボク旅行のテクニック+モデルコースつき。
目次
第1章 フランスのドボク
第2章 ドイツのドボク
第3章 オランダのドボク
第4章 ベルギーのドボク
第5章 スイスのドボク
第6章 欧州ドボクを満喫しよう!―モデルコース集
第7章 ドボク旅行のテクニック
著者等紹介
八馬智[ハチマサトシ]
1969年千葉県生まれ。千葉工業大学工学部デザイン科学科准教授。専門は景観デザインと産業観光。千葉大学にて工業意匠を学ぶ。建設コンサルタントである株式会社ドーコンに入社。10年目を目前にして2004年に千葉大学に戻り、2010年よりオランダのアイントホーフェン工科大学に客員研究員として1年間在籍。2012年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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み
24
ジャケ借り。ベルギーの駅、フランスの橋、ドイツの炭鉱、他も実物を見てみたい♪カッコいいです。ヨーロッパ遠いなぁ>_<2015/07/11
ふぇるけん
17
ヨーロッパの土木に注目して見所を紹介。ヨーロッパにこんなに多様なドボクがあるとは、目からウロコだった。特に巨大な風呂桶に船を浮かべたまま運んでしまうボートリフトに度肝を抜かれた。ドボクツアーのモデルコースまで紹介されていて読んでいるだけで旅行気分。2015/10/05
更紗蝦
13
工場萌え重視の紙面構成ではなく、外国のマイナーな観光スポットを紹介するといった感じのスタンスです。ヨーロッパ各国の土木構造物のデザインが、その国の産業や風土と密接に関わっており、土木技術というものは究極的には人間の生活や財産(ひいては人間の命)を守ることを目的としているんだなぁと感じさせてくれる本でした。ただ、その国の歴史の中での位置付けや負の遺産としての価値(戦争との関わり、建設時や操業中の事故、公害など)にまで踏み込んだ内容ではないので、その点は少々物足りなかったです。2015/11/15
かめぴ
11
こういう旅行も、いい。日本でも最近、工場萌えツアーが流行っているらしいが、確かにこれ見ると美しさに驚く。こんな角度から見るといいとか、旅行雑誌風にもなっていて、興味なくても萌えるわ。橋っていいな。2016/04/30
遠い日
9
土木の門外漢だが、なぜか大きな橋や建物には惹かれてしまう。人類の叡智を結集した成果が、形として存在することのすばらしさ。その力強さ、その雄々しさに、気持ちを掴まれます。2019/10/30