目次
第1章 自分らしい性を知る
第2章 性と性器のしくみ
第3章 からだとこころのメカニズム
第4章 妊娠・出産のしくみ
第5章 性の危機管理
第6章 社会の中の性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
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性器の仕組みや快感のメカニズムなど、学校で学ぶことが出来なかった性について医学的に解説した本。産婦人科医である著者が医学をベースにしつつ、リプロダクティブヘルスの観点に立脚して、からだに安全な性を呼びかけるという構成になっている。月経の周期も妊娠のプロセスも学校では学ばないので、勉強になる。とりわけ性的興奮が起こるメカニズムの男女差についての説明が興味深い。視覚で興奮を覚える男性に対し、触覚の興奮が女性の場合は大きい。挿入を快感とするのは男性の身勝手である。妊娠のリスクこそ性の大問題というテーマが明瞭だ。2022/06/26
Naoki Shibata
0
一歩踏み込んだ性教育が書かれた本。性のコストや危機管理などのデータとさまざまなコラムを掲載。特に、性教育を忌避するのではなく、「誕生学」と捉える筆者の発想は共感できる。2013/01/20
こうきち
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KindleUnlimitedで読了。 知っていることも多いけど、一応、勉強になるなぁ2018/08/16