IWC脱退と国際交渉

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784425985012
  • NDC分類 664.9
  • Cコード C3036

内容説明

2019年6月30日、日本は機能不全に陥ったIWCから脱退し商業捕鯨の再開が実現した。本書は、元IWC日本代表の著者が約30年に亘る捕鯨問題の正しい歴史と争点をまとめるとともに、日本が苦手な国際交渉への指針と教訓を提供する。

目次

第1章 捕鯨をめぐる国際対立―変容してきた捕鯨論争(捕鯨論争の始まりと変容;なぜ捕鯨に反対するのか ほか)
第2章 繰り返し失敗してきたIWCでの和平交渉(カーニー議長のアイルランド提案(1997年)
RMS導入に関する交渉からフィッシャー議長のRMSパッケージ提案(2004年)へ ほか)
第3章 国際司法裁判所 International Court of Justice:ICJ(背景と経緯;ICJ判決主文 ほか)
第4章 脱退から商業捕鯨再開への道のり(なぜ商業捕鯨再開をめざすのか;IWCからの脱退と国際法 ほか)
第5章 捕鯨問題から国際紛争交渉への教訓(国際紛争交渉への教訓;科学の役割 ほか)

著者等紹介

森下丈二[モリシタジョウジ]
1957年大阪府生まれ。京都大学農学部卒業。アメリカ合衆国ハーバード大学大学院卒業(行政学修士)。1982年農林水産省入省。国連環境開発会議(地球サミット)、ワシントン条約会議など、一連の環境問題について担当。1993年在米日本大使館で捕鯨問題、大西洋マグロ保存国際委員会を中心に日米漁業交渉を担当。1996年ミナミマグロ問題担当。1999年水産庁遠洋課捕鯨班長。国際捕鯨委員会(IWC)の日本代表団。2008年水産庁参事官。2013年水産総合研究センター国際水産資源研究所所長。2016年東京海洋大学海洋政策文化学部門教授。国際捕鯨委員会副議長、北太平洋漁業委員会科学委員会議長。2018年IWC議長。農学博士(京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こぺたろう

11
日本は2019年にIWC(国際捕鯨委員会)から脱退しましたが、脱退に至るまでの過程や、捕鯨問題について丁寧に纏められています。食の多様性の確保の観点から、捕鯨を食糧安全保障の問題として捉えるというのは、なるほどと思わされました。IWCの抱える問題は根深い。当事者でなければ説明が難しいであろう空気感も含め、諸問題について平易に解説されており、大変勉強になりました。2021/05/06

静岡県産緑茶

1
講義の課題図書。筆者は日本代表団の一員としてIWCの最前線で交渉を担当してきた方。対立の要点から交渉のプロセス、脱退に至った経緯、今後どうあるべきかについて分かりやすく説明されている。授業でも何度も言われているが、捕鯨問題を「通して」考えることの重要性、なぜ捕鯨を行わない国が鯨類資源の持続可能な利用を支持する立場にあるのか、改めて認識することができた。反捕鯨国の論理や主張にも触れ、「日本」の立場だけを主張するというのではない姿勢に好感が持てる。2024/07/05

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