内容説明
リクリエーショナルダイバー、インストラクター、救助・水中作業等に関わる職業ダイバー、医療者などすべてのダイビング関係者必携の一冊!
目次
第1部 減圧症(減圧症とはなにか;症状;診断;関連する病気:動脈ガス塞栓、減圧性骨壊死;応急手当と減圧症セルフチェック;治療;治療後のダイビング復帰;ダイブコンピュータ;減圧症にかからない潜り方;誘因と予防;航空機搭乗、高所移動;高所潜水、気候による影響;女性と減圧症)
第2部 減圧症以外の潜水障害(目;耳・耳抜き;副鼻腔・鼻;口;肺・呼吸;心臓;皮膚・海洋生物の刺毒;アレルギー;頭痛;めまい;船酔い;冷え;窒素酔い、酸素中毒;エンリッチド・エア・ナイトロックス;シニア;スキンダイビング;潜水事故;薬;レクリエーショナルダイビングの適性)
著者等紹介
山見信夫[ヤマミノブオ]
医療法人信愛会山見医院院長。宮崎県日南市生まれ。日向学院高等学校時代、沖縄に釣行したとき、潜水漁師と出会いスクーバダイビングを始める。杏林大学医学部入学後、インストラクター資格を取得。学業の傍ら東京のダイビングショップやケラマ諸島で、ダイビング講習やガイドをしながら過ごす。21歳のときにはジャパン・アクション・クラブ(JAC)の八丈島合宿にも同行し、ダイビング指導にあたった。学生時代から、ダイビングのルールの多くが、医学的データに基づいていることに興味を持ち、ダイビング医学の臨床と研究を志す。卒業後は、宮崎医科大学医学部附属病院に入局。その後、東京医科歯科大学医学部准教授、同大学院准教授等を経て現職。DAN(Divers Alert Network)Japan緊急ホットラインドクター、日本高気圧環境・潜水医学会理事・広報委員長、警視庁水難救助隊集合訓練講師、海上保安大学校研修科潜水技術過程講師なども歴任。海上保安庁特殊救難隊とともにドクターヘリ・シップドクターとして、太平洋上1,000kmの遠洋における洋上救急医療にも携わった。現在も海上保安庁の潜水医学アドバイザーやNHK潜水撮影研修講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。