内容説明
鉄道、空港、道路などの交通インフラの制度、政策、運営、財源について、民間と行政、両方の視点から分析、課題や問題点なども示しながら、これからの交通インフラの維持・管理に向けて公・民、地域が取るべき方策について解説する。
目次
第1部 民間運営の期待と課題(民間活用の政策潮流と制度設計の課題;イギリスの鉄道改革の失敗と再編;わが国における空港改革の進展)
第2部 多様化するインフラ事業の担い手(空港の民間運営と出資者の姿勢;イギリスの鉄道改革と出資者の多様化)
第3部 政府関与と民間資金の活用(公共所有のもとで進めるアメリカの道路インフラ整備;アメリカのレベニュー債に対する市場の評価;イギリスのPPP事業の政策変更と史上の評価)
第4部 サービス維持と地域政策(イギリスの小規模地方空港の運営;わが国の地方空港の運営と地域;イギリスの地域交通にみる自治体の役割)
著者等紹介
西藤真一[サイトウシンイチ]
1977年生まれ。関西学院大学大学院経済学研究科博士課程後期課程単位取得満期退学、修士(経済学)。(財)運輸調査局(現交通経済研究所)副主任研究員を経て、島根県立大学総合政策学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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