出版社内容情報
科学的データに基づき、基本情報から、健康に良い理由、効果と副作用、摂取方法、今後の展望をわかりやすく解説。
内容説明
鮭などに含まれる赤色の素で優れた抗酸化作用があるアスタキサンチン。科学的データに基づき、性状、メカニズム、今後の展望までを解説。
目次
第1章 なぜ今、アスタキサンチンなのか?(現代社会に必要な知的食生活;健康寿命;予防医学の概念とヘルスフード;健康の3要素とヘルスフードの機能;マリンビタミンとアンチエイジング;アンチエイジング・ヘルスフードの分類)
第2章 アスタキサンチンとは(アスタキサンチンの化学構造とその研究の歴史;アスタキサンチンの自然界における分布とその立体構造;アスタキサンチンの生合成、代謝;アスタキサンチンの化学合成;アスタキサンチンの分析;日本におけるアスタキサンチンの研究史)
第3章 アスタキサンチンの効果(抗酸化作用;眼疾患とアスタキサンチン;紫外線による皮膚障害に対するアスタキサンチンの効果;アスタキサンチンの抗疲労作用;血圧・血糖・高脂血症・肥満(メタボリックシンドローム)
免疫・がん免疫
糖尿病・糖尿病性腎症
畜水産分野での利用
安全性と副作用
アスタキサンチンの生理機能のトピックス)
第4章 ヘルスフードとしてのアスタキサンチンの今後の展望(一般食材;サプリメント・特定保健用食品;美容・美肌関連)
著者等紹介
矢澤一良[ヤザワカズナガ]
東京海洋大学大学院教授。農学博士(東京大学)。昭和47年京都大学工学部工業化学科卒業。昭和48年株式会社ヤクルト本社中央研究所入社。昭和61年財団法人相模中央化学研究所入所。平成12年湘南予防医科学研究所設立(代表取締役)。同年東京水産大学客員教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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