ベルソーブックス
海藻の食文化

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784425851317
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1362

内容説明

健康食として注目されている海藻。日本では古くから薬効をもつ食べ物として、今よりも多種類の海藻が利用されていた。海藻の食文化を見直すことで、新しい利用法も見えてくる。

目次

第1章 海藻とは何か―海藻の食文化を理解するために
第2章 食用海藻の種類と移り変わり
第3章 伝統的な海藻の食文化
第4章 コンブ、ワカメ、ヒジキ、モズク―褐藻類の歴史と伝統料理
第5章 ノリ、テングサ、イギス、エゴノリ―紅藻類の歴史と伝統料理
第6章 アオノリ、アオサ―緑藻類の歴史と伝統料理
第7章 カワノリ、スイゼンジノリ―淡水産の藻の利用・歴史・伝統料理
第8章 海藻は健康にいい―その効用と栄養

著者等紹介

今田節子[イマダセツコ]
1947年(昭和22年)生まれ。岡山県出身。1970年ノートルダム清心女子大学家政学部食品栄養学科卒業。管理栄養士。同学科助手、助教授を経て、1997年ノートルダム清心女子大学人間生活学部教授およびノートルダム清心女子大学大学院人間生活学研究科教授。博士(農学)。現在に至る
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mochico

1
母の故郷、鳥取県。帰省すると、おばがイゲスを作ってくれた。独特の食感、風味。しかし、大阪に帰ると、周りはイゲスを知らない。この本を見ていると、海藻料理は地域性があるのだと気づかされる。イゲスも実は鳥取では、イギス草ではなく、エゴノリを使っているのだと知った。海藻料理ができるようになれば、食生活が豊かになるように思った。2014/06/28

zeroset

0
何年か前に、海苔を消化できる細菌が日本人の腸内から見つかったというニュースを見たが、ことほど左様に日本人と海藻は密接な関係があるわけで、この本からは、その多様な海藻食文化の一端を垣間見ることができる。残念なのは(昆布や海苔等数種類を除き)海藻食の多くが継承されずに途絶えようとしていることで、そういう意味でもこの本は貴重な記録といえる。2014/10/02

a._v._e

0
★★★☆☆2019/10/10

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