内容説明
水産分野における高度情報化に向けてのシステムの構築は、200海里時代を迎えた漁業にとって、省エネ、新漁場開発等に対して重要な課題であり、それと関連した漁業情報の利用はさらに増大するものと思われる。本学では第13回の公開講座に「水産における情報の利用」というテーマをとりあげ、これに関する諸問題について、各講師に講義をお願いし、今回これをもとにまとめたものが本書である。
目次
第1章 漁海況情報事業の現状と将来
第2章 多獲性魚類の資源変動
第3章 漁海況変動と予測
第4章 漁業におけるリモートセンシングの応用―NOAA衛星の漁業情報
第5章 水産と気象情報
第6章 漁業情報の利用
第7章 漁船と電波
第8章 漁業と超音波
第9章 水産物市場情報システム
第10章 新流通革命と水産物取引