交通ブックス<br> 路面電車―運賃収受が成功のカギとなる!?

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路面電車―運賃収受が成功のカギとなる!?

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784425762613
  • NDC分類 686.9
  • Cコード C1365

内容説明

LRTと路面電車は異なる乗り物なのか?いや、本質的には何ら変わるものではない。日本でも“現代の路面電車”“次世代型路面電車”として注目を浴びて久しいが、欧米に比べて、なぜ普及・浸透してこなかったのか?著者はそのカギを運賃収受の方法にあると指摘する。ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどの海外事例と比較・検証し、大量輸送かつ定時運行が可能なLRT(路面電車)導入成功のための改善策を提案。LRT(路面電車)が“速くて便利な公共交通”になり得るか否か、その可能性に迫る一冊!

目次

第1章 Light Rail Transit(LRT)とは何か(その定義―アメリカ、ヨーロッパでは;ストラスブール、サンディエゴ、香港、台湾の例;日本の現況と課題)
第2章 ヨーロッパの路面電車戦後史(運賃収受の改善・革新;車両、施設、運行の改善;路面電車で街づくり)
第3章 日本の路面電車の実態―LRTになり切れなかった歴史(レトロ;日本の路面電車戦後史;日本の路面電車の現況)
第4章 理想の運賃収受方式を探る(利便性か完全な運賃収受か;「セルフサービス方式」採用の課題;「セルフサービス方式」は現代の路面電車の「核心」)

著者等紹介

柚原誠[ユハラマコト]
1943年生まれ。岐阜大学工学部卒業。名古屋鉄道(株)入社。技術研究所で鉄軌道車両の軽量化等の研究開発を担当。車両課長、鳴海工場長等に就き鉄軌道車両の新造、改造、保守業務に従事。その後、運転保安部長、交通事業(のちの鉄道事業)本部副本部長、岐阜運輸部長(兼務)を経て、代表取締役副社長・鉄道事業本部長・安全統括管理者。2009年退任。この間に、「人に優しい次世代ライトレール・システムの開発研究に関する検討会」(運輸省からの研究委託によって1996~1997年度に(社)日本鉄道車両機械技術協会に設置)に委員として参画。技術士(機械部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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えすてい

7
路面電車復権の本自体があまり多くはないが、運賃収受に特化した内容はさらに数少ないだろう。著者はヨーロッパのセルフサービス方式を盛んに主張し、日本の「非効率」で「輸送力の低い」バスと同じ運賃支払いを糾弾している。パッセンジャーフロー方式から車内の移動を大幅に減らしたセルフサービス方式は輸送力と表定速度を向上させる。しかし、セルフサービス方式の最大の懸念である不正乗車や無賃乗車への厳しい対策への言及は極めて弱い。日本でセルフサービス方式はまだ事業者も利用客も合意には至れず導入は困難だろう。2021/11/30

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