内容説明
本書は、信頼性・保全性技術のうち、これまで実務において、大きなウエイトを占めていたデータの解析、つまり手軽にしかもすばやく解析し、分かりやすくグラフ表示が可能であるパソコン用信頼性解析システム〈解析編〉「ＪＵＳＥ‐ＲＡＳ１」を用いた解析手順と活用方法を中心に示すとともに、その背景となる信頼性・保全性理論を解説した入門書である。
目次
第１部 理論編（信頼性・保全性とは；信頼性・保全性解析の理論的背景；累積ハザード法；ベイズ法）
第２部 ＪＵＳＥ‐ＲＡＳ１導入編（ＲＡＳ１の概要；まず、ＲＡＳ１に慣れよう！；データの入力・編集；データのファイル入力、保存、削除；データの確認；データの変換）
第３部 ＪＵＳＥ‐ＲＡＳ１実践編（ＲＡＳ１を用いた信頼性・保全性解析の具体的進め方；ワイブル解析；対数正規分布の解析；その他の分布にもとづいた解析；分布型の検定；新しい解析法への応用―ベイズ法による解析）
第４部 レファレンス編（データの種類と変数の組合せ；数値変数と層別（故障モード）変数を指定した場合のグラフ処理の考え方
サンプルデータ一覧
データファイル形式１
アスキー形式ファイルの利用法 ほか）
