内容説明
基礎から復原性・喫水・船の動揺・流体等に関して過去の海技試験出題例を参考にわかりやすく解説。2・3級海技士(航海)向。
目次
第1章 運動(運動;変位 ほか)
第2章 力(運動の第1法則(慣性の法則)
運動の第2法則(力と加速度) ほか)
第3章 ベクトル(ベクトルとスカラー;角速度および角加速度のベクトル ほか)
第4章 仕事およびエネルギ(仕事;仕事率 ほか)
第5章 回転運動(力のモーメント;回転による仕事 ほか)
第6章 力のつりあい(力の合成と分解;3力のつりあい ほか)
第7章 摩擦(摩擦力;滑車の摩擦 ほか)
第8章 排水量(浮力;浮心 ほか)
第9章 重心(物体の重量と質量;重心 ほか)
第10章 復原性(船体のつりあい;横メタセンタ ほか)
第11章 喫水およびトリム(トリムまたは船脚のつりあい;縦メタセンタ ほか)
第12章 船の動揺(船の動揺の種類;横揺周期 ほか)
第13章 流体(圧力の伝達;液体内の圧力 ほか)
著者等紹介
和田忠[ワダタダシ]
昭和8年島根県隠岐島に生れる。昭和27年島根県立隠岐水産高等学校漁業科卒。昭和31年鹿児島大学水産学部漁業学科卒。昭和32年同大学遠洋漁業特設専攻科修了、同年大洋漁業入社、船長・漁撈長。昭和41年大洋漁業退社、同年宮古水産高等学校教諭。昭和52年久慈水産高等学校教諭。昭和59年宮古水産高等学校教頭。昭和62年久慈水産高等学校教頭。平成2年宮古水産高等学校校長。平成6年同校退職、同年宮古湾漁業協同組合連合会専務理事。平成16年同連合会退任
小林和博[コバヤシカズヒロ]
昭和49年兵庫県に生れる。平成10年東京大学工学部計数工学科卒。平成12年東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了、同年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。平成14年日本アイ・ビー・エム株式会社退社。東京工業大学大学院情報理工学研究科。数理・計算科学専攻博士課程入学。平成19年海上技術安全研究所研究員(任期2年)採用。平成21年博士(理学)。海上技術安全研究所研究員(定年制)採用。平成24年海上技術安全研究所主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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