内容説明
本書は標準的なミクロ理論のエッセンスを解説、さらに新しい方法とその応用を体系的に分かりやすく説明した他に類のない最新のテキストである。応用にあたっては、競争戦略や取引の分析、企業組織の構造と組織間関係、経済制度や商慣行など、経済学の分野を超えて経営学の問題をもカバーし、学部の一年から大学院、さらにはグローバリゼーションの中で実際の経済問題に直面している社会人など幅広い要望に応える。重要な内容は明示化し、多数の図版と興味深いコラム、二色刷による工夫など随所にほどこし、理解の助けとした。
目次
第1部 ミクロ経済学の基礎(経済主体の最適化行動;需要と費用の諸概念;市場構造と企業間競争 ほか)
第2部 情報とゲームの経済理論(不確実性の経済理論;情報の経済理論;ゲーム理論)
第3部 応用ミクロ経済学(競争分析;戦略的行動;組織の経済理論 ほか)