内容説明
秘密をどう伝えるか。秘匿をどうやって見破るか。この攻防は有史以来、「暗号」という舞台で繰り広げられてきた。その構図は今も変わらない。主戦場はインターネット上に移り、暗号の研究者と、解読を企てるハッカーとの間で夜を日に継いだ闘いが続いている。クレジット決済、ネット・バンキングなどが一般化した現在、暗号技術を駆使したウェブ・セキュリティは、あらゆる企業にとって不可避の課題となった。本書では、暗号を可能にする理論や仕組みを解説し、現代の暗号社会の核心に迫る。
目次
第1章 暗号は何に使われているのか(職場パソコンからの恋愛メールにご用心;さらに高度になった従業員監視技術 ほか)
第2章 暗号と暗号化(暗号化;暗号化の種類 ほか)
第3章 ネットワーク社会と暗号(インターネットは危険がいっぱい;電子メール ほか)
第4章 暗号解読と攻撃法(暗号解読;暗号攻撃方法 ほか)
著者等紹介
熊谷直樹[クマガイナオキ]
1950年兵庫県生まれ。米国SoftwareMagazineの日本語版ニューズレターの編集長を務めると同時に、IT関連の書籍やマニュアルライティングといった執筆活動を行う。現在は、企業情報システム導入コンサルタント、企業WEBサイト構築コンサルタント、マーケティングコンサルタントなど、著述業だけでなく、コンサルタントとしての活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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