共和国のプラトン的世界―イタリア・ルネサンス研究 続

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共和国のプラトン的世界―イタリア・ルネサンス研究 続

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  • サイズ A5判/ページ数 197,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784423460603
  • NDC分類 237.04

内容説明

古代のレトリック、弁論の伝統を受け継ぐ中世では、弁論術が書簡作成に応用された。ところが、キケロや小プリニウスの書簡発見は、新思想・新感情を織り込む自由な自己表現をルネサンス書簡に与えることになる。フィチーノはヒューマニズムの先達、ペトラルカ以来の書簡文学の系譜に属しながら、プラトン主義を基盤に形而上学的内容に富む、夥しい数の書簡を認めた。人間関係を教えるこれらの書簡から、ルネサンスの思想的特質を読み解く。他方で、彼の同時代人リヌッチーニのなかに共和政的自由の喪失を嘆く声を聴き、改めて前著『フィレンツェ共和国のヒューマニスト』で扱った主題に立ち返る。そこではメディチ家中心の政治が進展し、誇り高い市民が従属を強いられ始めていた。権力者ロレンツォ・イル・マニフィコの死後、同国が国際関係に翻弄されるなか、独立不羈のルチェッライは政治と文化の調和を図ろうとする。

目次

第1章 フィチーノとプラトン・アカデミーの社会
第2章 市民社会におけるフマニタス概念―フィチーノ書簡に見る愛と美と倫理思想
第3章 フィチーノとロレンツォの幸福論―メチェナティズモに見られる哲学的関係
第4章 メディチ体制とリヌッチーニの『自由をめぐる対話』
第5章 プラトン・アカデミーからオルティ・オリチェッラーリへ―メディチ家=指導者像の形成過程と文化
付論 フィチーノ書簡「歴史礼賛」と近代的思惟―プラトン主義的伝統と歴史主義

著者紹介

根占献一[ネジメケンイチ]
1949年熊本県に生まれる。早稲田大学第一文学部入学、西洋史学科を卒業。1973年早稲田大学大学院文学研究科修士課程(史学)に入学し、1975年同博士課程に進む。博士(文学)。文部省、学習院女子短期大学を経て、学習院女子大学国際文化交流学部教授。この間、在フィレンツェの国立ルネサンス研究所で、短・長期の在外研修を受けるとともに、早稲田大学大学院(文学研究科・教育学研究科)や、岡山、新潟、山形、千葉の各大学等で教える。主要著書に『ロレンツォ・デ・メディチ―ルネサンス期フィレンツェ社会における個人の形成』(南窓社、第20回マルコ・ポーロ賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)