内容説明
フランスを代表する西洋中世史研究の権威として、文化史、教育史、教会史などの分野で指導的役割を果たしてきた著者が、聖ベルナール生誕九百年を記念して執筆した評伝。12世紀を代表するヒューマニストであるベルナールは、修道院長としてその理想を体現する最もラディカルな教会改革者でもあった。かれの多彩な活躍を秘書の目に映った姿を通して生き生きと再現するユニークな方法は、広範な学識に支えられた見事な叙述とあいまって読む者を魅了してやまない。巻末に付した訳者による懇切な注と解説は、本書を格好のベルナール入門の書としている。
目次
訃報の使者
運命の中へ
クレルヴォー修道院長として
改革者ベルナール
最後の日々
聖ベルナール著作抄録
感想・レビュー
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