出版社内容情報
【解説】
建国以来アメリカ人にとって最大の関心事は,夢の追求と実現であっが,夢は挫折を余儀なくされる。このテーマに6人の英文学者がアプローチ。ホーソーン,クレイン等。
目次
研究編(アメリカ文学における夢と崩壊―史的背景と展開に照らして;ホーソーンの『ブライズデイル・ロマンス』における夢と崩壊の逆説;クレインの「花嫁イエロー・スカイに来る」における2つのアメリカの夢;ドライサーの『天才』―ユージーン・ウィトラの夢と挫折;フィッツジェラルドの『偉大なギャツビー』における夢と崩壊;スタインベックの『二十日鼠と人間』における夢と崩壊;ライトの『長い夢』―夢と挫折)
鑑賞編(Nathaniel Hawthorne:The Blithedale Romance;Stephen Crane:“The Bride Comes to Yellow Sky”;Theodore Dreiser:The “Genius”;F.Scott Fitzgerald:The Great Gatsby;John Steinbeck:Of Mice and Men;Richard Wright:The Long Dream)