出版社内容情報
これまでになかった、まったく新しいスタイルの、次の一手形式の問題集。本書は、1~2手のわずかな形の違いによって、正解手が大きく変わる問題を202問掲載。通常の次の一手問題と同じように、そのまま解くほかに、微差によって、指す手がどのように変わるかを見抜いて、次の一手を考えるユニークな形式をとっている。深く読む訓練ができ、正しい応手を身につけることができる。
内容説明
相手の指し手やわずかな駒位置の違いによって応手はどのように変わるか?指し手の精確度を高める、2問1組の全く新しい問題集。
著者等紹介
増田裕司[マスダユウジ]
昭和46年奈良県御所市の生まれ。60年6級で森信雄七段の門に入る。平成元年初段。9年四段。14年五段。21年六段。竜王戦では平成17年に5組優勝、平成20年に4組優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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R
29
ちょっとだけ違う局面から次の一手を考える本。序盤は定跡の変化講習のようでもあり、すごくためになった、気がする。やってみると、当たり前だけど前にどっかでやったやつじゃないかと答え見てからわかるようなことが多いのが切ないけども、中盤のリードを広げる手なんかがわかると楽しい。終盤は実践詰将棋みたいな問題ばっかりだけども、局面違いで、詰ませるか、守るかという問題とかがもっとあるとよかったなと思ったのである。2022/12/03
かわうそ
1
9×9の81マス。広いようで狭い盤面。その中でたった一手、ほんのひとマス違うだけで世界はガラッと変わる。ざっと読んでみて、局面に「違和感」があればそこが急所なのかな?と漠然と思った。 たいした棋力は無いので気のせいかもしれないけれども、そういう直感は大切にしている。戦法をある程度理解している人にオススメしたい一冊。
kinaba
1
最新の定跡ではこうです問題は要らない気がする2013/12/19