出版社内容情報
【内容紹介】
俳句で重要季語が多い「天文」「地理」の2分野を取りあげた。「天文」は日、月、星、風など空に関連する言葉、「地理」は山、川、野、海など大地に関わる言葉のこと。この2分野の四季ごとの名前を、美しい写真とわかりやすい解説で紹介。監修者の作句ポイントと例句も、大いに役立つ。雨を例にとると、御降、春雨、喜雨、五月雨、秋雨、時雨、寒の雨と、呼び名は美しく変わる。こうした繊細な季節感が楽しめ、自然に身につく本。カラー192P+1色16P。
【目次】
◆春
雪解/流氷/春泥/蜃気楼/霞 ほか
◆夏
麦嵐/梅雨/夏空/夕立/雲海 ほか
◆秋
秋晴/流星/名月/宵闇/野分 ほか
◆冬
北風/枯野/霜柱/初雪/風花 ほか
◆新年
初日/淑気/御降/初富士/若菜野 ほか
【好評関連書】
俳句の花鳥 吟行セット
著者等紹介
辻桃子[ツジモモコ]
1945年横浜生まれ東京都育ち。1987年月刊俳句誌『童子』創刊主宰。著書:句集『饑童子』(沖積舎、第5回加藤郁乎賞)他9冊。詩集『やさしい罠』(第1回資生堂花椿賞)
安部元気[アベゲンキ]
1943年生まれ。島根県出身。青森県藤崎町在住。元朝日新聞記者。俳句誌『童子』編集長。句集に『水鉄砲』『稲子麿』。『がんとの対決』など共著6冊。俳句総合誌に時評を執筆している
吉田巧[ヨシダタクミ]
茨城県生まれ東京育ち。東京都昭島市在住。会社勤務を経て現在フリー。(財)日本野鳥の会東京支部。読売新聞、毎日新聞、朝日新聞科学ニュース誌SCIas、その他単行本などに野鳥の写真掲載。デジタルカメラマガジン他のフォトコンテストに野鳥写真での入選歴多数あり。現在は、デジタルカメラを使い、公園などで身近に見られる鳥たちの撮影に力を入れている
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